急がば回れ

寒くなってきましたね。
どんどん冬に向かっているようで、あっという間に新年を迎えてしまいそうな気がしてしまいます。

ショップに商品を卸すようになって、今月末にはイベントに出店することになり、ここのところ商品の数を増やさなければと焦っていました。

早く!どんどん数をこなさなければ!
とステンドで最初の型紙を切る段階を端折って厚紙の型紙を作り線で印をつけてそんなに難しい形でなければ微調整してやっていけばなんとかなる...
なんて、ものづくりをしていく上で1番やってはいけないことをやっていました。
案の定、半田付けの段階でうまくパーツが合わずイライライライラ。
焦っているので半田の乗せ方も雑。
結局仕上がりもガッカリな感じになってしまいました。

なんとかごまかそうかなどと悪魔が囁いてきましたが、、、

いやいやいや、やっぱりちゃんとやり直そうと一念発起。
落ち着いてちゃんとやり直しました。

1回接着してしまった半田を溶かして割れないようにガラスを取り外すのは結構な手間なのです。
こんなに時間かけてやり直すなら最初から面倒くさがらず、ちゃんと手間を惜しまないで作業していればこんなことにはならなかったのです。


『急がば回れ』


簡単な言葉です。
子どもたちにも偉そうに
「そんなこと横着しないの!急がば回れって言葉があるの!」
なんて怒鳴ってるくせに。
母親の自分がこの言葉に打ちのめされるとは...


でも、『ま、いっか!わからない人にはわからないだろうし。』なんて、気持ちに負けなくて良かった。
ちゃんとやり直そうと思って良かった。

やり直しをして、自分のものづくりに対しての姿勢が見えてきました。

慌てずゆっくり。

丁寧に。

納得のいくものを作る。


これだ!
なんでも経験だなぁとしみじみ思うわけです。

ちょっと前進できました。

このツリーが問題のブツです。

この作品のことは忘れないでいようと思います。

売るのやめとこうかな(^^)


『急がば回れ』

のお話でした。

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